冷凍食品の送り方は?
冷凍食品が溶けない包装が大事!梱包手順を詳しく紹介するね!
- 冷凍食品の梱包方法
- 冷凍食品を安く送る方法
- 梱包する時のコツと注意点
- 冷凍食品の梱包例
がわかります。
冷凍食品の梱包方法
- 梱包する箱別に紹介
冷凍食品の梱包には、
- 発泡スチロール
- ダンボール
の、2つがオススメです。
それぞれ特徴があり、
- 発砲スチロール → 重い物や衝撃に強く、保冷効果が高い。外からの冷気が中に伝わりにくい。
- ダンボール → 冷気を通しやすいため、クール便の発送に最適。水濡れや雨、衝撃には弱い。
どちらも、メリットとデメリットがあります。目的によって、賢く使い分けましょう。
発砲スチロールでの梱包
- 発砲スチロールと保冷剤を使い、溶けない工夫をする
市販の冷凍食品3点を、
幅約25cm×高さ約13cm×奥行約20cm
の、発砲スチロールの箱に入れる梱包を紹介します。
使用する梱包材料は、
- 発砲スチロールの箱
- 保冷材
- 緩衝材
- 梱包用テープ
です。
1.冷凍食品をしっかり冷やしておく
発砲スチロールは、外からの冷気を通しにくいです。「梱包後に冷やせばいい」はダメ。前もって、しっかり冷凍食品を、冷やしておきましょう。
2.発砲スチロールに入れる
冷凍食品を、ていねいに発砲スチロールに入れます。
3.緩衝材を詰める
隙間ができる時は、プチプチなどの緩衝材を使います。
緩衝材を詰めると、衝撃防止にも役立ちます。
4.保冷剤を入れる
発砲スチロールは、保冷力が高いです。でも、外からの冷気は伝わりにくいです。
つまり、発砲スチロールを使った梱包の場合、しっかり内部から冷やす必要があるんですね。
緩衝材で隙間を埋めるタイミングで、一緒に保冷材を詰めると安心です。
小さい保冷材や凍らせたペットボトルを入れてもOK。
5.フタをして完成
軽く箱を揺すってみて、中身が大きく動かないか、確認します。
梱包用テープやガムテープを使い、きちんとフタを閉じたら完成です。
ダンボール箱での梱包
- しっかりと水濡れ防止対策をする
冷凍のクール便で発送するなら、ダンボール箱での梱包が便利。
低温の温度管理をした車が、荷物を運ぶのがクール便です。そのため、梱包には外からの冷気を通す、ダンボールが向いています。
幅約23cm×高さ約17cm×奥行約18cmのダンボール箱に、市販の冷凍食品3点を、詰める梱包を紹介します。
使用する梱包材料は
- ダンボール箱
- 保冷材
- 緩衝材
- ビニール袋
- タオル
- 新聞紙
- 梱包用テープ
です。
ちょうどいい大きさのダンボールを選べば、送料の節約にもなります。
ダンボールは、手軽にスーパーやコンビニで無料でもらえます。上手に、利用しましょう。
1.冷凍食品をしっかり冷やす
梱包したい冷凍食品は、先にしっかりと、凍らせておきます。
2.タオルで冷凍食品を包む
衝撃防止と水濡れ対策のため、タオルでグルっと包みます。
3.ビニール袋で包む
ダンボールの梱包は、水濡れや雨に弱いです。
突然の雨でダンボールが濡れても、ビニール袋で包むことで、中身は守られます。
4.底に新聞紙を敷き、包んだ冷凍食品をダンボールに入れる
水濡れに耐えられるよう、底に新聞紙を敷きます。
ダンボールは、厚手のしっかりした作りのものを選びます。
ペラペラのダンボールや、再利用を繰り返している、強度に不安のあるダンボールダメです。
5.緩衝材、保冷剤を入れる
ダンボールに隙間があるなら、プチプチなどの緩衝材や、保冷剤を入れます。
側面や上にも、保冷材と緩衝材を詰めます。
6.フタをして完成
梱包用テープやガムテープを使い、しっかりとフタを閉じたら完成です。
わかりやすく動画でも説明してるよ!
冷凍食品を安く送る方法
安い送り方
- 飛脚クール便が安い
冷凍食品の発送方法【目安】 | |
---|---|
発送方法 | 飛脚クール便 |
送料 | 1045円~(ワンランク上は1375円~) |
重さ、サイズ | 重さ2kg以内、60サイズ(ワンランク上は重さ5kg以内、80サイズ) |
配達日数(例:東京~) |
|
追跡 | あり |
補償 | あり(最高30万円まで) |
支払い方法 | 現金、クレジットカード、QUICPay |
今回は3辺合計60cm以内、重さ約1.5kgのため、最小の60サイズでの発送になります。
飛脚クール便は、3辺合計140cm以内・重量20kg以内という、幅広い取扱いサイズが特徴です。
冷蔵品と冷凍品の2つの温度帯があるので、冷凍品で送りましょう。なお、冷凍品はマイナス18℃以下に温度管理されているため、鮮度面でも安心です。
前もって、マイナス18℃で12時間以上の予冷をしましょう。
送り方は、セールスドライバーによる集荷 or 佐川急便営業所への持ち込みのどちらかです。コンビニでは、飛脚クール便の取扱いはないため、注意しましょう。
おすすめの発送方法
- ヤマト運輸のクール宅急便も補償と追跡対応があり◎
冷凍食品の発送方法【目安】 | |
---|---|
発送方法 | クール宅急便 |
送料 | 1150円~(ワンランク上は1370円~) |
重さ、サイズ | 重さ2kgまで、60サイズ(ワンランク上は重さ5kgまで、80サイズ) |
配達日数(例:東京~) |
|
追跡 | あり |
補償 | あり(最高30万円まで) |
支払い方法 | 現金、電子マネー、QRコード決済、オンライン決済、クレジットカード |
ヤマト運輸のクール宅急便も、手厚い補償に追跡サービスもあり便利です。
クール宅急便は、ヤマト運輸直営店への持ち込みと、集荷でのみ送れます。なお、直営店へ持ち込みすると、1点につき100円割引されます。
他にも、クロネコメンバー割やデジタル割など、割引サービスが充実しています。賢く使えば、かなり安く発送できます。
冷蔵タイプと冷凍タイプの、2つの温度帯があるので、冷凍タイプを選んで発送しましょう。予冷時間は、マイナス15℃で12時間以上です。
メルカリで安く送る場合
- 佐川急便の飛脚クール便がラクチン
冷凍食品の発送方法【目安】 | |
---|---|
発送方法 | 飛脚クール便 |
送料 | 1045円~(ワンランク上は1375円~) |
重さ、サイズ | 重さ2kg以内、60サイズ(ワンランク上は重さ5kg以内、80サイズ) |
配達日数(例:東京~) |
|
追跡 | あり |
補償 | あり(最高30万円まで) |
支払い方法 | 現金、クレジットカード、QUICPay |
冷凍食品は、メルカリ独自の発送方法である、らくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便では送れません。
そのため、先に紹介した飛脚クール便や、クール宅急便で発送しましょう。
ちなみに、日本郵便のチルドゆうパックは、冷蔵の温度帯のみ対応しています。冷凍食品の発送はできないため、注意しましょう。
ヤフオクで安く送る場合
- ヤマト運輸のクール宅急便が便利
冷凍食品の発送方法【目安】 | |
---|---|
発送方法 | クール宅急便 |
送料 | 1150円~(ワンランク上は1370円~) |
重さ、サイズ | 重さ2kgまで、60サイズ(ワンランク上は重さ5kgまで、80サイズ) |
配達日数(例:東京~) |
|
追跡 | あり |
補償 | あり(最高30万円まで) |
支払い方法 | 現金、電子マネー、QRコード決済、オンライン決済、クレジットカード |
メルカリと同じく、ヤフオクも独自サービスでは、冷凍品は発送できません。
そのため、ヤマト運輸のクール宅急便か、佐川急便の飛脚クール便が最適です。
送料を安くしたいからと、お手軽な常温の配送方法を選ぶのはダメ。冷凍食品が溶けないよう、ちゃんとした配送方法で送りましょう。
冷凍食品を梱包する時のコツと注意点
ポイント
すぐ冷せないなら発砲スチロールを使う
- 距離の離れた配送直営店に運ぶ
- 冷蔵庫の買い替えのために、一時的に冷凍食品を取り出したい
など、長い時間、冷凍食品に必要な温度管理ができないって時は、発泡スチロールでの梱包がベストです。
集荷の場合はダンボールがオススメ
- 直営店が非常に近い
- 自宅に集荷に来てもらう
など、持ち出したあと、すぐに低温管理できるなら、ダンボールが最適です。
ていねいに梱包し、十分に冷凍庫で冷やしておけばOK。配達業者に渡すだけなので、とってもラクチンです。
目的によって梱包箱を使い分ける
発砲スチロールとダンボール、どちらも冷凍食品の梱包には便利です。
ですが、
- 発砲スチロールは、外気が伝わりにくい
- ダンボールは、強度が弱くて水濡れに弱い
というデメリットもあるため、目的に応じた使い分けが大切です。
荷物はあらかじめ冷やしておく
クール便は、荷物を冷却するサービスではなく、品質を維持するサービスです。
- 佐川急便の飛脚クール便:マイナス18℃以下で12時間以上
- ヤマト運輸のクール宅急便:マイナス15℃以下で12時間以上
前もって、冷やして準備しておきましょう。
保冷材を入れる
荷物の積み下ろしで、温度が一時的に上がることもあります。また、相手が受け取っても、タイミングによっては、すぐに冷凍庫に入れられないってことも。
念のため、集荷の利用や直営店が近い場合でも、保冷材はしっかり入れましょう。
注意点
アイスなどの冷凍品は送れないこともある
冷凍食品でも、物によっては、発送できない場合もあります。
アイスやバターなどの乳製品、一部の水産品は、管理温度が低いため取扱いできない事もあるんですね。ただし、発砲スチロールを使い、十分なドライアイスを入れたら送れるケースもあります。
ヤマト運輸 → アイスクリームを送る際の注意事項
佐川急便 → 品種別管理温度一覧表
冷凍食品の梱包例
- 冷凍食品の買い物にも発砲スチロールは役立つ
業務スーパーに、冷凍食品買いに行くのに、ホームセンターで発砲スチロール箱買って見たよ、効果は有ったみたい。 pic.twitter.com/ERCVcYu5Nk
— 🐱とらにゃん (@pcR36lFZX0obYLG) August 6, 2019
発送だけではなく、普段の買い物や、手渡しする場合にも、発砲スチロールの梱包は便利。
保冷効果が高いので、持ち運び時間がかかる時は、溶ける心配がなく安心です。
ダンボールはしっかりしたもの&緩衝材も使う
全国の地方新聞社厳選のお取り寄せサイト「#47CLUB」で新たに「まちだ ごはんのおかずお助け冷凍食品詰合せ」販売開始! 魚儀の漬け魚、TAICHIの #成瀬ギョーザ、#独逸屋 のお宝盛りと人気の名産品は夕飯や来客に超便利✨ 全国発送OKで帰省代わりとしてもおススメ。#町田 https://t.co/6B0Bl0p1jc pic.twitter.com/40wcjdidjc
— 町田市観光コンベンション協会 (@machidaguide) July 9, 2021
冷凍食品は、たくさん入れるとかなり重くなります。
ペラペラのダンボール箱だと、運んでいる最中にダメージを受ける危険も。
厚手で作りのしっかりしたダンボールを選びましょう。隙間には、緩衝材を詰めて、ていねいに梱包します。
- 発砲スチロール箱が便利
きれいな発砲スチロール箱は、なかなかスーパーやコンビニで、手に入りません。
市販だと、サイズ別に様々な寸法の発砲スチロール箱があります。贈答用にも便利です。
- 保冷材は欠かせない
冷凍食品の梱包に、保冷材は欠かせません。
発送だけではなく、冷蔵庫の買い替えタイミングにも必要です。また、直に受け渡ししたい場合にも、重宝します。
まとめ
- 冷凍食品の梱包には、発砲スチロールかダンボールを使い、梱包前にしっかり冷やすのが重要
- 一番安い発送方法は、佐川急便の飛脚クール便
- 発砲スチロール、ダンボール、それぞれメリットとデメリットがあるため、目的による使い分けが必要
- ダンボール箱に梱包する場合は、厚手のしっかりしたものを選ぶ
- 市販の発砲スチロール箱はサイズが豊富で便利
梱包材を安く手に入れる方法
梱包材が、5,000円も安く買える
楽天カードを作って、1回利用するだけでも、大量のポイントが付くんですね。
5,200円分の梱包材を注文しても
=実質200円
で買えちゃうんです。
- 発行する手数料はゼロ
なので、利用者が増えているんですね。まとめ買いに利用すると、お得。
作った後も、ずっとお金はかかりません!
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