植物の梱包方法は？送り方と安い発送方法も

 

• 植物の梱包方法
• 植物を安く送る方法
• 梱包する時のコツと注意点
• 植物の梱包例

がわかります。

植物の梱包方法

• 植物が箱の中で動かないように、しっかり梱包する！

今回は、

• 長辺13cm
• 短辺10cm
• 奥行10cm
• 重さ560g

のサボテンを梱包します。

 

1.土がこぼれないように、鉢をビニール袋に入れる

植物を傷つけないように、鉢をビニール袋に入れます。余った袋の上部は、鉢の中の土を覆うようにして、入れ込みます。

 

2.鉢とビニール袋を、ガムテープでとめる

植物を避けて、鉢とビニール袋を、ガムテープでしっかりとめます。

 

3.空間に少し、余裕のある箱を用意

ギチギチではなく、空間に余裕のある箱を選びます。今回は、カイロの箱を使用しました。

 

4.箱を解体する

箱の接着面を、丁寧にはがして、解体します。

 

5.印刷面を中にして、箱を組み立てる

印刷面は内側にして、箱を組み立て直します。上面以外、ガムテープでとめましょう。
見た目が、スッキリした箱になりましたね！

 

6.箱よりも横長の、段ボール板を用意する

箱の上面から見て、左右に長い、段ボール板を作ります。

左右の辺は、長めに。

上下の辺は、箱の幅に合わせて切ります。

 

7.左右に、1本ずつ線を引く

まず、箱の真ん中に、段ボール板を乗せます。

そして、箱と同じサイズに、左右、線を引きます。

 

8.線を山折りにする

引いた線を、まっすぐ折り曲げます。

 

9.植木鉢の底に沿って、ペンで円を描く

段ボールの真ん中に、植木鉢を置き、ペンでグルリと1周、線を引きます。

 

10.カッターで円を切り抜く

ケガに気をつけて、丸くカットします。

 

11.鉢を入れた時、ワク組みで止まるよう、カット調節

ハサミなどで、少しずつ、穴を切り広げながら調節します。鉢を穴に通し、ちょうどワク組みで止まるようにすれば、OKです。

箱の中で鉢を押さえる、中ワクができあがりました！

 

12.ガムテープで、鉢と中ワクをとめる

ガムテープで、鉢と中ワクが外れないように、しっかりと貼りましょう。

 

13.箱の中に入れる

植物を、なるべく触らないようにして、ゆっくりと箱の中へ入れます。

 

14.鉢と箱の内側を、ガムテープでとめる

箱の中で動かないように、ガムテープでしっかり固定しましょう。不安なら、4面貼った方が安心ですね！

 

15.植物確認用の、窓を作る

中の植物が見えるように、ハサミで箱をカットします。植物だとわかることで、丁寧に扱ってもらえる可能性が高くなります。

 

16.透明の容器を切って、窓ガラス代わりに

今回は、飲み物のフタを用意しました。窓より、少し大きめに切って使います。

 

17.窓をガムテープでとめる

窓がズレ落ちないように、箱に、ガムテープでしっかりとめます。

 

18.梱包し、上向きの矢印を書いたら完成です！

天地無用の、上向きの矢印を、側面に書きます。「箱を逆さまにしないで」という意味です。
第四種郵便は補償なしなので、慎重な扱いには対応していませんが、書いておくと安心です！

 

植物を安く送る方法

安い送り方

• 植物の安い発送方法なら、第四種郵便物！

	植物の発送方法【目安】
発送方法	第四種郵便物
送料	394円(ワンサイズ上は446円)
重さ、サイズ	重さ：1kg以内 サイズ：長辺が60cm以内、3辺の合計が90cm以内
配達日数(例：東京～)	同じ東京まで約1日 大阪まで約2日 北海道まで約2日
追跡	なし
補償	なし
支払い方法	切手、現金、着払い

 

一般的な植物は、およそ、

• 縦13cm
• 横9cm
• 奥行9cm
• 重さ300g

なので、第四種郵便物で送れます。

送料は240円。ワンサイズ上は、290円です。

50g以内で73円から送れるので、第四種郵便物は、とても安い発送方法ですね！

 

ただし、注意したいのが、送れない植物もあるということ。

まず、発送できる植物は、

など、栽培目的のものなら大丈夫です。

 

そして、送れない植物は、

などです。残念ですが、第四種郵便物以外の方法で送りましょう。

 

その他、注意したいことは、

• 中身が見える梱包で
• 土日祝日を避けて、発送
• 第四種郵便物、と赤ペンで書くこと

です。

中身が植物だとわかるように、透明な容器を使うか、穴をあける必要があります。窓口で、箱をあけての確認でも、OKです。

また、休日は配達がお休みなのも、要注意！

赤ペンで、第四種郵便物であることを明記して出すと、安心です。

 

追跡や補償はありませんが、心配な人は、オプションで簡易書留などもつけられますよ！

 

おすすめの発送方法

• 1番速くて安全な発送方法は、ゆうパック！

	植物の発送方法【目安】
発送方法	ゆうパック
送料	810円～（ワンサイズ上は、870円～）
重さ、サイズ	重さ：一律25㎏以内 サイズ：60サイズ（3辺の合計が60cm以内。ワンサイズ上は、3辺の合計が80cm以内）
配達日数(例：東京～)	同じ東京まで約1日 大阪まで約1日 北海道まで約2日
追跡	あり
補償	あり
支払い方法	切手、現金、着払い

 

ゆうパックなら、

• 荷物の追跡
• 30万円以内の補償
• 日時指定
• 天地無用指定
• 持ち込み割引

ができます。

持ち込み割引は、郵便局かゆうパック取扱所に持ち込みすれば、1個の荷物につき、120円割引きになります。ちょっとお得ですね！

 

ちなみにヤマト運輸では、本来、プロの業者による梱包でないと、植物の発送はできません。でも、ゆうパックなら可能です。

植物のことを考えるなら、安全で速く送れる、ゆうパックがおすすめです！

 

メルカリ独自のおすすめ発送方法

• 大きめの植物なら、ゆうパック（ゆうゆうメルカリ便）が安心！

	植物の発送方法【目安】
発送方法	ゆうパック（ゆうゆうメルカリ便）
送料	700円（ワンサイズ上は800円）
重さ、サイズ	重さ：一律25kg以内 サイズ：3辺の合計が60cm以内（ワンサイズ上は、3辺の合計が80cm以内）
配達日数(例：東京～)	同じ東京まで約1日 大阪まで約1日 北海道まで約2日
追跡	あり
補償	あり
支払い方法	売り上げ金からの、自動引き落としです

 

ゆうパック（ゆうゆうメルカリ便）なら、重さやサイズのある物も、安心して送れます！

メリットとして、

• 匿名発送
• 宛名書き不要
• メルカリからの配送補償
• 荷物の追跡
• 日時指定
• 天地無用指定
• 全国一律料金
• 一律25kg以内

があります。

 

ただし、注意したいことが。実は、メルカリでは、ゆうパックが2種類あるんです。

1. ゆうパック（ゆうゆうメルカリ便）
2. 通常のゆうパック

です。

安いのは、ゆうパック（ゆうゆうメルカリ便）です。通常のゆうパックを選択すると、送料が高くついてしまうので、気をつけましょう。

 

また、匿名配送は安心ですが、1日程度、遅れて届くことがあるので、要注意！

 

ヤフオク独自のおすすめ発送方法

• ゆうパック（おてがる版）なら、30万円まで補償してくれる

	植物の発送方法【目安】
発送方法	ゆうパック（おてがる版）
送料	700円（ワンサイズ上は800円）
重さ、サイズ	重さ：一律25kg以内 サイズ：3辺の合計が60cm以内（ワンサイズ上は、3辺の合計が80cm以内）
配達日数(例：東京～)	同じ東京まで約1日 大阪まで約1日 北海道まで約2日
追跡	あり
補償	あり
支払い方法	売り上げ金からの、自動引き落としです

 

ゆうパック（おてがる版）は、便利なメリットがいっぱいです。

• 匿名発送
• 宛名書き不要
• 30万円までの補償
• 荷物の追跡
• 日時指定
• 天地無用指定
• 全国一律料金
• 一律25kg以内

があります。

 

傷みやすい植物は、できる限り、安全な配送方法で送りたいですよね。

それでも、トラブルのリスクは、ゼロではないので、追跡と高額補償つきのゆうパック（おてがる版）なら、安心ですね！

 

植物を梱包する時のコツと注意点

ポイント

丈夫な箱に入れる

フードパックなど、へこみやすい容器は避けましょう。破損して届く原因となります。

段ボールや発泡スチロールなど、丈夫な素材で、梱包しましょう。

 

暑さ、寒さから守る工夫を

夏は、輸送中、暑さで植物がしおれやすくなります。なるべく、猛暑日などは、避けて送りましょう。

また、冬は凍ることもあるので、ワンサイズ大きめの箱で梱包します。

「届いてみたら、枯れていた…」なんて、悲しいですよね。暑さ、寒さ対策をして、植物を守ることも大事です。

 

注意点

水やりは前日までに

 

梱包当日に水やりをすると、余計な水分が、外に出てきてしまいます。梱包しづらくなるので、直前の水やりはNGです。

 

増やすことが禁止の植物がある

そもそも、個人的に増やすことが、禁止な植物もあります。何が対象か、事前に農林水産省のホームページで確認してみましょう。

＞＞＞品種登録データ検索(農林水産省)

 

絶滅が心配されている植物に、注意

絶滅が心配されている植物は、国際希少野生動植物種登録票がないと出品できないという決まりがあります。出品前に、環境省のホームページで確認しましょう。

＞＞＞種の保存法(環境省)

 

植物の梱包例

• 濾過(ろか)ウールで、細い茎などを振動から守る

長時間の振動による疲労茎折を防いでくれるので、茎が細長くて重心が上にある植物の梱包に濾過ウールは役に立つ。 pic.twitter.com/1mUqB0VjsR

— ちうさい (@silent_aquarium) December 25, 2015

軽くて丈夫な、濾過（ろか）ウール。本来は、水槽の水などに使うフィルターですが、植物の梱包にも使えるんですね。

たしかに、濾過(ろか)ウールを細い茎などに巻いて、補強すれば、長時間の揺れにも耐えられそうです！

 

 

• 密着度の高い布製ガムテープがあると安心

植物の梱包は、輸送中、逆さになっても動かないようにすることが大事です。紙製だと、ガムテープが重なった部分が、はがれてしまいやすいデメリットがあります。

特に重さのある植物は、丈夫な布製のガムテープで、しっかりと梱包しましょう。

 

• 植物専用の梱包箱で、時短＆安心

植物用に、箱を手作りするのは、意外と手間が掛かります。でも、専用の梱包箱を使えば、楽だし、安心ですね！

 

まとめ

• 植物が箱の中で動かないように、しっかり梱包！
• 植物の安い発送方法は、第四種郵便物
• 暑さと寒さに、配慮した梱包を
• 優しく補強できる、濾過（ろか）ウールが便利
• 植物用の、梱包箱で時短
• 植物の成長にあわせ、出品写真は小まめに更新