台車梱包方法

台車の梱包方法は?

サイズが大きくて、車輪が付いているから、梱包には工夫がいるよ!

  • 台車の梱包方法
  • 台車を安く送る方法
  • 梱包する時のコツと注意点
  • 台車の梱包例

がわかります。

台車の梱包方法

  • 車輪をプチプチで包み、梱包箱を自作する

台車梱包1

今回は、

  • サイズ:幅60cm×奥行40cm×高さ12.5cm(折りたたみ後)
  • 重さ:4kg‎

の台車を梱包していきます。

 

1.ハンドルを折りたたむ

台車梱包2

梱包しやすくするために、ハンドルを折りたたみます。

折りたたんだハンドルが不安定なときは、ビニールひも(PPテープ)で、しっかりと固定します。

今回の台車は、折りたたむとハンドルが本体に固定されるタイプなので、そのまま梱包していきます。

 

2.車輪をプチプチで包む

台車梱包3

台車はタフですが、突起部である4つの車輪には、配送中に一定の負荷がかかることも。車輪をプチプチで包んで、保護します。

 

3.台車全体をポリ袋とプチプチで包む

台車梱包4

傷、汚れ、水濡れを防止するため、大きめのポリ袋に入れます。

今回は、横650mm×縦800mm×厚み0.015mmの半透明ポリ袋を使いました。

 

台車梱包5

ポリ袋で包んだら、その上をプチプチで包みます。まず、写真の大きさくらいにプチプチを切り取ります。

 

台車梱包6

車輪の周辺にプチプチが重なるように包みます。こうすると、車輪の保護が強化され、自作の梱包箱にフィットするようになります。

 

4.梱包箱を自作して格納する

台車のサイズに合わせて、梱包箱を自作します。

台車梱包7

梱包箱の元になるダンボール箱を用意します。今回は、比較的大きめなダンボール箱を用意しました。普通サイズのダンボール箱2つでもOKです。

 

台車梱包8

ダンボール箱を開き、写真のような2枚の部材に切り分けます。

次からの作業は、ダンボールの印刷面(商品名やバーコードなど)を上にして行うと、組み立て後に印刷面が表に現れず、きれいに仕上がります。

 

台車梱包9

切り分けた2枚の部材は、それぞれ、写真掲載のサイズに切り取ります。

  • 青色の寸法:台車本体の寸法(幅60cm×奥行40cm)に、1cmを足した寸法
  • 赤色の寸法:台車の高さ寸法(12.5cm)に、5cmを足した寸法

足した寸法は、折り目や組み立て時の継ぎ目のために必要となります。

紫色の切り欠き部は、2枚の部材それぞれで、上下逆の位置になるので、注意しましょう。

 

台車梱包10

組み立てに必要な折りグセをつけていきます。まず、必要な折り線をけがきます(写真の赤い線)。

  • 青色の寸法:切り取りのときと同じ寸法
  • 赤色の寸法:台車の高さ寸法(12.5cm)に、1cmを足した寸法

足した寸法は、折り目のために必要となります。

 

台車梱包11

折り線に沿って、ハサミで折りグセをつけます。定規を使うと、きれいに仕上がります。

これで、梱包箱のダンボール部材が完成です。この部材を使って、台車を梱包していきます。

 

台車梱包12

できあがった部材の一つに台車を置き、梱包箱を組み立てます。折り線で折って、テープで仮留めしていきます。

 

台車梱包13

もう一つの部材を合わせて、仮組みの完成です。

このとき梱包箱を持って、台車が安定しているかを確認します。不安定なら、仮組みを解いて台車を取り出し、台車を包むプチプチを追加して、台車が箱にフィットするようにしましょう。

 

台車梱包14

台車が安定していることを確認したら、梱包箱の面の部分にある隙間をテープで埋めます。

 

台車梱包15

面の部分の隙間を埋めたら、角の部分をテープで留めます。箱のなかで台車が安定するよう、タイトに留めていきます。

 

台車梱包16

角の部分をすべてテープで留めたら、梱包の完成です。

 

台車を安く送る方法

安い送り方

  • 家庭用サイズの台車なら、ゆうパックが安い

安い送り方

台車の発送方法【目安】
発送方法 ゆうパック
送料 100サイズは1280円~(160サイズは2010円~)
重さ、サイズ 25kgまで(100~160サイズ)
配達日数(例:東京~)
  • 同じ東京まで約1日
  • 大阪まで約1日
  • 北海道まで約2日
追跡 あり
補償 あり(最高30万円まで)
支払い方法
  • 郵便局窓口の場合:現金、切手(一部郵便局では、クレジットカード、電子マネー、スマホ決済が可能)
  • コンビニの場合:現金、クレジットカード、電子マネー、QUOカード(ただし、一部利用できないクレジットカードや電子マネーもあり)

家庭で使う一般的な台車は、

  • サイズ:幅48~73cm、奥行33~47cm、高さ11~23cm
  • 重さ:2.2~7kg

そのため、梱包材の大きさを考慮すると、100~160サイズになります。このサイズなら、ゆうパックが最も安い発送方法となります。

梱包サイズが大きくなると、送料が高くなることも。なるべく、コンパクトに梱包しましょう。

 

おすすめの発送方法

  • 業務用大型サイズの台車なら、ヤマト運輸の宅急便がおすすめ
台車の発送方法【目安】
発送方法 宅急便
送料 180サイズは3060円~(200サイズは3720円~)
重さ、サイズ 30kgまで(180~200サイズ)
配達日数(例:東京~)
  • 同じ東京まで約1日
  • 大阪まで約1日
  • 北海道まで約2日
追跡 あり
補償 あり(最高30万円まで)
支払い方法
  • 集荷の場合:現金、QRコード決済、電子マネー
  • ヤマト運輸営業所持込の場合:現金、QRコード決済、電子マネー、オンライン決済
  • 取扱店持込の場合:現金
  • コンビニ持込の場合:現金、QRコード決済、電子マネー、オンライン決済、クレジットカード(180サイズ以上では、一部コンビニで発送を受け付けていないので注意)

業務用大型サイズの台車のなかには、梱包すると170サイズを超えるものもあります。ゆうパックでは、170サイズを超える荷物を送れません

大型の台車を送るときは、ヤマト運輸の宅急便がおすすめです。

 

メルカリで安く送る場合

  • サイズを問わず、らくらくメルカリ便(宅急便)がお得
台車の発送方法【目安】
発送方法 らくらくメルカリ便
送料 100サイズは1050円(200サイズは2500円)
※全国一律料金
重さ、サイズ
  • 100サイズ:10kgまで
  • 120サイズ:15kgまで
  • 140サイズ:20kgまで
  • 160サイズ:25kgまで
  • 180~200サイズ:30kgまで
配達日数(例:東京~)
  • 同じ東京まで約1日
  • 大阪まで約1日
  • 北海道まで約2日
追跡 あり
補償 あり(メルカリが適切にサポート)
支払い方法 取引完了後に、販売利益から自動的に差し引き

メルカリの場合、どのサイズの台車を送るときも、らくらくメルカリ便がお得です。

発送方法も、

  • ヤマト営業所持込
  • セブンイレブン持込
  • ファミリーマート持込
  • 宅配便ロッカーPUDO持込
  • 自宅集荷(+100円)
  • スマリボックス持込

など、多くの選択肢から選べます。

ただし、180~200サイズの場合は、ヤマト営業所持込、自宅集荷のみの対応なので、注意してください。

 

ヤフオクで安く送る場合

  • 170サイズ以下なら、ゆうパックがお得
台車の発送方法【目安】
発送方法 ゆうパック(おてがる配送)
送料 100サイズは1050円(170サイズは1900円)
※出品者負担の場合の全国一律料金
重さ、サイズ 25kgまで(100~170サイズ)
配達日数(例:東京~)
  • 同じ東京まで約1日
  • 大阪まで約1日
  • 北海道まで約2日
追跡 あり
補償 あり(最高30万円まで)
支払い方法 取引完了後に、商品代金から自動的に差し引き(商品代金より送料が上回る場合などは、出品者のYahoo!ウォレットに請求)

ヤフオクの送料は、

  • 出品者負担:全国一律
  • 落札者負担:地域によって変動

となります。

170サイズまでは、出品者負担、落札者負担のどちらでも、ゆうパック(おてがる配送)の方が宅急便(おてがる配送)に比べて、同額または安くなります。

ただし、ゆうパックは170サイズまでしか送れません。170サイズを超える場合は、200サイズまで送れる宅急便を使いましょう

 

台車を梱包する時のコツと注意点

ポイント

梱包箱を自作して、台車が安定する荷姿にする

台車梱包のポイント

台車は、さまざまなサイズのものがあります。また、本体が平たく、車輪という突起部があり、形状が特殊です。そのため、既存のダンボール箱や巻きダンボールで梱包すると、台車が不安定になりがちです。

多少手間をかけてでも梱包箱を自作し、台車が安定するようにしましょう。

 

車輪は、個別にプチプチで包む

台車はタフですが、突起部である4つの車輪に一定の負荷がかかることがあります。そのため、車輪を個別にプチプチで包みましょう。台車全体をプチプチで包むと、さらに車輪の保護が強化されます。

 

注意点

梱包箱をテープで閉じる前に、台車が安定しているか確認する

台車梱包の注意点

梱包箱を仮組みした段階で、台車が箱にフィットしているか確認しましょう。台車が不安定なら、台車全体を包むプチプチを追加して、台車と箱の隙間を埋めましょう。

 

台車の梱包例

 

  • 台車をまるごと入れられるポリ袋があると便利

傷、汚れ、水濡れを防止するために、1枚のポリ袋に台車をまるごと入れるのがおすすめです。台車サイズに合ったポリ袋を用意しましょう。

 

 

  • 折りたたんだハンドルが不安定なときは、ビニールひもで固定する

台車によっては、折りたたんだハンドルが不安定になるものもあります。ハンドルが不安定だと、配送時のトラブルにつながることも。ビニールひも(PPテープ)があると、固定するのに便利です。

 

 

  • 車輪の間の隙間を埋めるには、エアークッション材があると便利

台車に付いている4つの車輪は、箱のなかで台車を不安定にさせることがあります。車輪の間の隙間を埋めるために、エアークッション材があると便利です。

 

まとめ

  • 台車は、ポリ袋、プチプチ、自作の梱包箱で梱包する
  • 160サイズまでの台車を一番安く送れるのは、ゆうパック
  • 一定の負荷がかかる車輪は、個別にプチプチで包む
  • 梱包箱を仮組みした段階で、台車が安定しているか確認する

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