アクセサリー梱包箱の作り方は?
アクセサリーの梱包箱は、厚紙を使うのがおすすめ。今回は初めて作る人でも、簡単にできるポイントも一緒に紹介するよ!
- アクセサリー梱包箱の作り方は?
- アクセサリー梱包箱を自作する時のコツ
- アクセサリー梱包箱を作る時の注意点
- 梱包箱を作る時に便利な材料例
をまとめました。
アクセサリー梱包箱の作り方は?
フタ型のボックスタイプ
- 指輪や、厚みのあるアクセサリーを入れやすい「フタ型のボックスタイプ」
指輪や、ヘアアクセサリーなどは、飾りが大きいものもありますよね。
厚みのあるアクセサリーは、四角いボックスタイプの梱包箱がおすすめ。
箱の厚みを自由に作りやすいので、梱包箱を初めて自作する人にもぴったりです。
1.箱に入れるアクセサリーの大きさに合わせて、厚紙をカット
アクセサリーの大きさや、飾りの厚みに合わせて、厚紙を切りましょう。ここでは、適当な大きさにカットするだけでOKです。
A4サイズの厚紙を、使いやすいように半分に切る程度でかまいません。
2. カットした厚紙に、2つの箱の型を書き込む
先ほどカットした厚紙に、2つの箱の型を書いていきます。
今回は、ヘアアクセサリーをいれる小さな箱を作るため
- 本体:縦8cm×横8cm×厚さ2cm
- フタ:縦8.3cm×横8.3cm×厚さ2cm
の長さで、型になる線を書いています。
フタは、本体の箱よりも、2~3mm大きく仕上げるのがポイント。5mm以上長くしてしまうと、フタと本体の隙間が大きくなってしまうので要注意。
また本体と同じ長さで作ってしまうと、うまくフタが重ならないので気をつけましょう。
3.型の外側線をカットする
線を引いた部分をハサミで切ります。4つの角は、線の通りにカットしておきましょう。
箱の形に組み立てる時に、角がない方が、簡単に仕上がります。
4.線の外側を、箱の内側に向かって折る
今度は線の外側部分を、箱の内側に折り曲げます。
厚紙がまっすぐ曲げにくい時は、カッターで薄く切り込みを入れると、曲げやすくなります。深く切り込み過ぎて、切り落としてしまうと、箱の形にならないので要注意。
5.厚紙と同じ色の紙を、4枚分用意する
厚紙と同じ色の紙を用意します。厚紙ではなく、コピー用紙や、折り紙で十分です。
先ほど曲げた部分と、同じ長さにカットします。
厚さ3cmの箱の場合、3cm×2cm前後のサイズで、4枚用意しましょう。
6.小さくカットした紙に、両面テープを貼る
先ほどカットした紙に、両面テープを貼ります。
7.折り曲げた厚紙の角同士をくっつけて、小さな紙を貼る
折り曲げた厚紙の角を密着させたら、先ほど両面テープをつけた紙を上に貼ります。
4つのすべての角を、固定すれば、本体側の箱の完成です。
8.フタ側の箱も、同じように組み立てる
本体の箱のように、もう1つのフタになる箱も、先ほどと同じ手順で作ります。
出来上がったら、本体にフタをかぶせて、うまく重なれば完成です。
スリーブケース型タイプ
- フタ型よりも手軽に作りやすい、「スリーブケース型タイプ」
スリーブタイプの箱は、本体に、スライド式のフタ部分をかぶせる箱。
フタを作るよりも、スピーディーに作れるので、何個も梱包箱を作らなくてはいけない時にもぴったり。
1.本体となる箱を作る
先ほどのボックスタイプと同じ手順で、本体となる箱部分を作ります。
今回は、縦10cm×横10cm×厚さ2cmの箱を作りました。
2.フタになる、スリーブ部分の型の線を書く
箱の本体に似た、画像のような図面の線を書きます。
スリーブは、左右の厚み部分の線はいらないので要注意。マッチ箱のスライドさせるフタが、スリーブ部分です。
本体のフタ代わりになるスリーブ部分は
- 縦と横の長さは、それぞれ5mm~7mm
- 厚みは2~3mm
本体よりもやや大きめに作るのがポイント。本体と同じ長さで作ると、本体がスリーブに入らず、フタの役目を果たせなくなります。
今回は、本体が縦10cm×横10cm×厚さ2cmの箱なので
- 縦10.2cm×横10.2
- 厚さ2.3mm
の長さで、型をつくりました。
3.外側の線に沿って、カットする
先ほど書いた型を、ハサミで切ります。外側の線に沿って、切り取りましょう。
4.折り目を軽くカッターでなぞる
折り目をカッターで薄くなぞります。
力をかけてなぞると、切れてしまうので気をつけましょう。
5.カッターでなぞった部分を、内側に折り曲げる
カッターで薄く切り込みを入れた部分を、折り曲げます。
6.厚みに合わせたサイズに紙を切り、両面テープをつける
本体の時と同じように、角を留めるための紙を作ります。スリーブは、留める角が2か所しかないので、2枚だけでOK。
厚さと同じサイズに、紙を切りましょう。
今回は、縦2.3cm×横2.3cmを2枚作りました。片面に、それぞれ両面テープを貼ります。
7.角を合わせて、両面テープをつけた紙を貼る
角を合わせて、先ほど作った紙を貼ります。隙間ができないように、角を押さえながら、丁寧に貼りましょう。
このように、左右2か所を貼り付ければOKです。
8.出来上がったスリーブに、本体の箱を入れる
出来上がったスリーブに、本体の箱を入れてみましょう。隙間から本体を入れて、端までしっかりと押し込みます。
左右の隙間が気になる時は、マスキングテープで固定すると、きれいに仕上がります。
ピローボックス
- ピアスや、イヤリングを入れる「ピローボックス」
プレゼント用の箱としても、人気のあるピローボックス。厚紙があれば、簡単に自作することができます。
ピアスや、イヤリングなど、見栄えのする梱包箱に入れたい時におすすめ。小さい厚紙しか手元にない時にも、手軽に作れます。
1.厚紙をハガキサイズに切る
大きい厚紙を、使いやすいサイズに切ります。今回は、ハガキサイズ(10cm×14.8cm)にカットして使いました。
2.左右それぞれ、外側から4cmの部分に線を引く
外側から約4cm部分に、線を引きます。左右それぞれに引きましょう。
3.線を引いた部分を、内側に折り曲げる
先ほど引いた線を、内側に折り曲げます。
4.折った部分を手で抑え、端にカーブをつける
折り曲げた部分を手で押さえて、両方の端に、丸いカーブをつけます。
カーブをつける時は
- 丸い食器(小鉢や、コップなど)
- ビニールテープや、セロテープ
ゆるやかなカーブがあるものであれば、何でもかまいません。
この時は、ビニールテープの丸みを利用し、10円玉で跡をつけました。
他にも
- 手芸用のヘラ
- 硬いプレート
など、なるべく色がつかないもので、跡をつけましょう。
表面に跡がついたら、裏返して、後ろ面にも同じようにカーブの跡をつけます。
5.カーブの跡に沿って、端を内側に折り曲げる
先ほど跡をつけた部分を、内側に折り曲げます。カーブに沿って、少しずつ指先で折ると曲線を曲げやすくなります。
左右だけでなく、カーブの跡をつけた後面も折り曲げるのを忘れずに。
6.後面をテープで固定する
後面の端を、テープで固定します。
マスキングテープだけで固定できない時は、先にセロテープで固定してから、上からマスキングテープを貼るのがおすすめ。
7.全体的に形を整えたら、出来上がり
裏面をテープで固定した後は、ひっくり返して、表面の形をチェック。画像のように、左右が対象に近い形に出来たら、完成です。
アクセサリーは、横のカーブ部分を開いて入れます。中身が出てこないように、シールや、マスキングテープでカーブ部分を留めると、見た目もきれいですね。
わかりやすく動画でも説明してるよ!
アクセサリー梱包箱を自作する時のコツ
箱に入れるアクセサリーに合わせて、箱の長さを調節する
梱包の箱を手作りするメリットは、アクセサリーの大きさに、自由に合わせられることですよね。
適当な長さの線で厚紙を切ると、箱が大きすぎたり、小さくて使えない場合も。
箱に入れるアクセサリーの大きさに合わせて、箱の長さの線を書きましょう。
- まっすぐに折り目をつける
厚紙から箱の状態に組み立てる時は、折り目をまっすぐにつけましょう。きれいな折り目がついていると、見た目にもきれいですよね。
折り目がつけにくい厚紙は
- 硬いものさし
- ハードカバーの本
などを、折り目に合わせて曲げると、まっすぐに折り曲げやすくなります。
また折り曲げる前に、カッターで薄く切れ目をいれておくと、見た目がきれいな折り目がつきやすいです。
アクセサリー梱包箱を作る時の注意点
適当に厚紙を折り曲げない
厚紙を折り曲げる時は、適当に曲げてしまうと、まっすぐな線になりません。
- 力がいれづらい、不安定な場所で厚紙を曲げない
- 無理やり力任せに曲げない
- カッターで切り込みを入れる時は、深く切り過ぎないように
注意しましょう。
- 型の線は、なるべく薄く書く
厚紙に箱の形の線を書く時は、なるべく薄く書きます。目立ちやすい太いマジックや、赤・黄色などの色ペンで書くのは避けた方が良いでしょう。
先の細い油性ボールペンや、とがった鉛筆で書くと、箱ができた時に線の跡が目立ちにくいです。
アクセサリー梱包箱を作る時に便利な材料例
ハガキサイズや、B5サイズの厚紙
大きいサイズの厚紙は、箱を作る時に、小さく切らないといけないのは面倒ですよね。A4サイズよりも小さい、B5サイズの厚紙は、アクセサリー梱包箱を作る時に便利です。
またハガキサイズの厚紙は、ピローケースを作る時におすすめ。
大きな厚紙をカットしなくても、箱の形を作りやすいので、自作し慣れていない人にもぴったりです。
大きいサイズの厚紙は、箱を作る時に、小さく切らないといけないのは面倒ですよね。
A4サイズよりも小さい、B5サイズの厚紙は、アクセサリー梱包箱を作る時に便利です。
またハガキサイズの厚紙は、ピローケースを作る時におすすめ。
大きな厚紙をカットしなくても、箱の形を作りやすいので、自作し慣れていない人にもぴったりです。
- カッターの下敷きや、厚紙を折る時に使えるカッターマット
カッターを使う時は、下に何か敷いておかないと、机に傷がついてしまいます。
特に厚紙をカッターで切る時は、力を入れないと切り落とせないので要注意。カッターマットが1枚あれば、カッターを使う時も安心して、厚紙をカットできますね。
カッターマットには、1cmごとに目盛りがついているものもあるので、ものさし代わりにも。
また厚紙を折る時に、線に合わせて敷くと、マットの重みでまっすぐ折りやすくなります。
まとめ
- アクセサリー梱包箱の作り方は、厚紙に型の線を書いて作る
- フタつきボックスタイプは、フタを本体よりも、2~3mm大きく作るのがポイント
- スリーブタイプの箱は、同じ形の箱をいくつも作る時におすすめ
- ピロータイプの梱包箱は、ハガキサイズの小さい厚紙でも作りやすい
- アクセサリーの大きさに合わせて、箱の型の線の長さを変える
- まっすぐに折り目をつけると、見た目にもきれいに仕上がる
- 厚紙に箱の型を書く時に、線は薄く書くのがコツ
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